シングル介護ってリアルに身近にあると思う～ブログ～

突然ですが、「シングル介護」という言葉を聞いたことはありますか。そんな問題がリアルに身近に迫ってきているのをこの頃感じます。いろんなシングル介護をされている方のブログをみても「壮絶さ」がリアルに伝わってきます。

現代の社会では、30代から40代でも親元で暮らす独身者が多くいるといいます。

俗にいう「パラサイトシングル」ですね。（なんだかパラサイトってあまりいい響きではないのですが・・・）

字の通り、この人たちが、一人で親の介護をするというものですね。

この「シングル介護」が注目されはじめたのは、2008年頃からだそうで、だいぶ前から徐々に顕著に表に出てき始めたのだと思います。

シングル介護がもたらす問題点が大変

シングルの人は、経済面でも自由も大きく制限されてしまう

以前は、親の介護というと、その家庭の妻、あるいは女性であることがほとんどでしたよね。

だから、夫は安心して、お金を稼ぎに仕事へ行けましたが、独身であれば、仕事を減らすか辞めて介護に専念しなければならないのです。

すると経済面から、生活が大きく制約されてしまうので、自身にとっても自由が少ない毎日を過ごすことになります。

シングル介護は社会から孤立してしまう

家の中で、傍目に触れない空間での仕事（介護）になりますから

どうしても社会から孤立しやすく、ストレスをためてしまうことが心配です。


対策としては、しかるべきタイミングで結婚できればそれはそれでいいに越したことはないのですが、

負担が軽くなったり、金額が安くなったりするサービスがあるのを知るということですね。

介護が終わっても、結婚も、仕事もできない

・出会いの機会がますます少なくなる
・出会いがあっても結婚する相手はもちろん、当の介護をする本人も、相手に対して遠慮してしまうことも。
・大体介護する年代が30代から40代が中心なので、その彼らが介護を終えた頃には、結婚適齢期は過ぎ、結果的に生涯独身ということも。

結婚していても、介護をきっかけに離婚してしまう夫婦もいなくはないのですから、
それくらい、介護という仕事は大変なことだと思います。


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すでにシングル介護が始まっている方で、悩みがある方は、下のような団体に参加して、人とのかかわりや情報などを集めるなど動いた方がいいかもしれません。


～参考に～
介護者を支援するNPO法人・アラジンでは、「30代、40代のためのケアと人生を描く“夢プロジェクト”」と題し、独身の介護者を対象に「クッキング交流会」を開いたり、1泊2日で交流を深める「学びと出会いのワークショップ」を企画したりしています。

NPO法人・アラジン
http://www12.ocn.ne.jp/~arajin/

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